2013年1月31日木曜日

323)2月度関西出張のお知らせ

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、必要に応じて書き換えていきます。
そうすれば、不安は安心に変わり、生きる希望が湧いてくることでしょう。
今日は、「2月度関西出張の知らせ」について書きたいと思います
1月も最終日となりました。
2月度の関西出張のお知らせです。
期間:2月5日(火)~7日(木)
場所・和歌山出張所&大阪市難波周辺
*インテグレーター養成講座
・5日(火)18:30~20:30
 テーマ≪エディプス期≫ 
・6日(水)10:00~12:00
 テーマ≪エディプス期≫
・7日(木)13:00~15:00
 テーマ≪交流分析Ⅰ≫ 
途中からの参加も可能ですので、ご希望の方はご連絡ください。
*フリートーク
・7日(木)10:00~12:00
 テーマ≪うつ病≫
飛び入り歓迎です。予約なくても参加可能です。
参加費:1人1.000円(小学生以下の子ども無料)
お茶菓子を囲んで、語り合いましょう。
*大阪難波周辺での面談
・7日(木)5時~9時半

まだ、予約に空き時間が多少ありますので、和歌山、大阪近隣の方はご連絡ください。
なお、6日午後から8日午前中までは、携帯の方へご連絡お願いします。
詳しくはシニフィアン研究所HPを参照ください。
連絡先等http://signifiant-lab.com/#8
スケジュールhttp://signifiant-lab.com/#161
インテグレーター養成講座http://signifiant-lab.com/#13

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ブログの更新が遅れております。
可能な限り、週末には更新したいと考えております。
日々の臨床を通して感じたこと、考えたことなど、守秘義務に配慮しつつ書いています。
少しでも参考になることがあれば幸いです。
ご意見、質問、問い合わせなどはhttp://signifiant-lab.com/
シニフィアン研究所 迎意 愛までお気軽にどうぞ。

2013年1月15日火曜日

322)対人関係―結ぶ

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、必要に応じて書き換えていきます。
そうすれば、不安は安心に変わり、希望が湧いてくることでしょう。

今日は、「対人関係―結ぶ」について書きたいと思います

成人の日の関東地方は、雪が舞い、積もる一日となりました。
忘れられない成人の日となった方も多かったのではないでしょうか。
今朝は路面が凍結し、行き交う車や人も、しっかり踏みしめて進んでいるようでした。
日頃は、道路を意識して踏みしめることは少ないことでしょう。

普段とは違う状況(雪・凍結)だからこそ、意識し、滑ったり転んだりしないように意識する。
このように、普段とは違う状況(差異)が、そのものとの関わりを意識させることになります。
これも一つの「交わり」と言えます。
この意識が、そのもの(ここでは道路)との関係をどのように結ぶかに繋がると思います。
関係を「結ぶ」にはどうすればよいでしょう。
その一つは、時や場所や意識を共有すること。
相手と、同じものを見て、聞いて、感じて、味わってみる。
そして、大切なことは、どのように感じたかを的確な言葉で語ることです。

例えば、きれいな景色を見て、「きれいねえ」
可愛い花や動物を見て、駆け寄り触れて、「わあ、可愛い」と言う。
そして、「ほんと、きれいね」「ほんとだ、可愛いね」と言う。
仕事なら、あるアイデアに対して
「それは素晴らしいですね」
「なるほど、もっともですね」と言う。

これを「共感」と呼びます。
このように、時や場所や意識を共有する体験(共感)が、
相手とのより良い関係を結ぶことになるのではないでしょうか。
ある一点で交わり、共感することで関係を結んでゆく。
これが対人関係をスムーズにするための一つだと思うのです。

次は、それを繋いでゆくことです。
そうすればきっと相手との接点も増え、
それがお互いの距離を縮めることにもなるでしょう。
そのためには、自分が感じていることを言語に置き換える体験をすることでしょう。
その一つが「精神分析という対話療法」だと思います。
自分の言葉で語ってみる体験をしてみませんか。
興味を持たれた方はこちらへどうぞ http://signifiant-lab.com/
各種教室(オールOK子育て教室etc)もあります。http://signifiant-lab.com/#10 

2013年1月13日日曜日

321)対人関係―交わることから

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、必要に応じて書き換えていきます。
そうすれば、不安は安心に変わり、希望が湧いてくることでしょう。
今日は、「対人関係―交わることから」について書きたいと思います
一歩外に出ると、人と関わることなく生活することはまずないと言えるでしょう。
ですから、人との関わり(対人関係)が重要となってきます。
では、対人関係はどこから始まるのでしょうか。
ここでは、「交わる」という視点から考えてみたいと思います。

周りにたくさんの人が居る、といって交わっているとはいえません。
ちなみに「交わる」を辞書で引いてみると、
入り乱れる、まじり合う、触れる、接する、一点を共有する、などがあります。
また、「交」を漢字源で引いてみると、
象形。人が足を交差させた姿を描いたもので、×型にまじわること、とあります。

ここで、「交わるとは、ある一点で接触があること」と考えてみることにします。
これは、「相手との間に共通するものが一つある」とも言い換えられるでしょう。
対人関係において、
共通する何かが一つあれば、それを中心にして交わることができることになります。
逆に考えると、誰かと交流を持ちたいと思った時、
お互いに共通するものを一つ見つけ出せばよいというとになるのではないでしょうか。
その共通するものが、互いに興味のあるものであれば、
きっと楽しいもの、嬉しいものとして共有することができるでしょう。
その結果、
お互いにもっと会いたいと思うでしょうし、
会って楽しい人と思う可能性が高くなることでしょう。
子育てにおいては、子どもが興味をもっているものを中心に交わればよいし、
友達、仕事関係であれば、相手との共通点を探せば、
それまでとは違った何かが見えてくることでしょう。
その次は「結ぶ」です。
これは次回、考えてみたいと思います。

「対人関係がうまくいかない」
「人とどのように付き合えばよいか分からない」
といった相談が増えています。
その方々に、まず「交わり結ぶこと」を考えてもらいます。
そこから、個々人の対人関係の原点とでもいうべき姿が見えてくることでしょう。
これに気づき、書き換えればよいのです。

興味を持たれた方はシニフィアン研究所のHPを参照ください。
http://signifiant-lab.com/

2013年1月7日月曜日

320)人の幸せを壊したくなる―呪怨(じゅおん)

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、必要に応じて書き換えていきます。
そうすれば、不安は安心に変わり、希望が湧いてくることでしょう。

           
今日は、「人の幸せを壊したくなるー呪怨(じゅおん)」について書きたいと思います

TVドラマの中で「ぶっ壊してやる」とか「ぶっ潰ししてやる」という言葉を聞いたことがあります。
大抵は、自分の思う通りにならなかった場合、その相手などに対して言うセリフです。
これと同じようなことが、現実の世界でもあります。
いえ、時として自分の心の中にも湧き上がるかもしれません。

「人が楽しそうにしていると、それをぶっ潰したくなる」
「誰かが幸せそうにしているのを見たら、その幸せをぶっ壊したくなるんです」
と、語った人がいました。
もちろん、実行はしていません。
そのような気持ちになるのだと言います。
そんな自分が嫌だし、ダメなことは分かっているのに、どうしても湧き上がってくるのです。
どうしてなのでしょう?

嫉妬心、それは誰にもあるでしょう。
攻撃心、それも持っているでしょう。
そんな生易しいものでは済まされません。
それを『呪怨(ジュオン)』と名づけました。
それほど凄いエネルギーなのです。

では、なぜそのような『呪怨』のエネルギーが溜まったのでしょうか。
それは≪排除された人≫だったからです。
幸せな場、楽しい場所から、何らかの事情で排除されてしまった人でした。
常に、幸せや楽しみを外から眺めているしかなかった人。
だから、人が楽しそうにしていたり、幸せそうな姿を見たら、
ぶっ壊したくなるのです。
それを実行しないために、その場から立ち去り、一人の世界に戻るしかなかった。
そして、超マイナス思考となり、引きこもるか、明るく振る舞うか、冬眠するしかなかったと語りました。
これらのことが明らかになった時、
その人は『呪怨』をある言語に書き換えました。
その時、その人には希望の光が見えたそうです。

このように自己に気づけば、書き換えることができます。
書き換えれば、それまでと違った何かが見えるのです。
世界が変わったと感じると表現した人もいます。
人生は何度でも書き換え可能だと思います。
年齢、性別、環境、生い立ちに関係なく、気付けば書き換え可能となる。
まずは自己に気づくこと。
そして認めること、受け入れること。
その先には、実行した人だけが味わえる世界が広がっていることでしょう。
あなたなら「人の幸せをぶっ壊したくなる―呪怨」をどのように書き換えますか?

興味を持たれた方は、シニフィアンア研究所のHPも参照ください。
http://signifiant-lab.com/

*明日8日~10日まで関西出張です。
フリートークでもこのような対話をしています。
近隣の方、参加してみませんか。
携帯にご連絡ください。http://signifiant-lab.com/#8

2013年1月6日日曜日

319)「クソババア」と言える子ども

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、書き換えて(言語化して)います。
そうすれば、不安は安心に変わることでしょう。
           
今日は、「クソババア」という子どもについて書きたいと思います
子育ての基本は母子関係にあると言われます。
これは、子どもは養育する人(以下母と呼ぶ)の心のままに育つといういうことを意味します。
つまり、母が子どもの心の鏡の役割をするということ(鏡像関係)です。
例えば、
母が「将来有名なサッカー選手になって欲しい」と願って懸命になれば、
子どもは母が描く姿になって母を喜ばせようと努力するでしょう。
「有名なピアニストになって、自分の果たせなかった夢を果たして欲しい」と願うなら、
子どもは必死になって練習することでしょう。
このような鏡像関係の積み重ねが、
自主性自発性を培い、自己愛を高め、信頼を学ぶことにも繋がります。
(過剰な期待と押しつけは逆効果です)
ところが、いつかその母の想いと衝突する時がきます。
それが「反抗期」と呼ばれる時期です。
つまり、反抗期は「母の期待に動かされてきたことに気づき、それに抵抗して自己主張する時期」だといえるでしょう。
『僕(私)は母の道具や操り人形ではない。』と気付く時です。
この観点から、
反抗期があること=自主性と自発性を持とうとしている
と考えられます。
逆に、反抗期が無かった場合は、自主性と自発性が学習されていない可能性があります。

このような自主性と自発性の現れの表現の一つが「クソババア」なのです。
母に「クソババア」と言っても大丈夫だ。
愛の対象である母に、面と向かって「クソババア」と言っても、母は見捨てない。
このように確信できるからこそ、言える言葉だと考えられます。
「クソババア」と言ったら、見捨てられるかもしれないとの不安がある子どもは、
決して言いません。
逆に、母の顔色を伺い、母の機嫌をとることでしょう。
これがよく言われる「良い子」です。

つまり、「クソババア」と平気で言える子は、
クソババアという「悪い子」が増えても、まだまだたくさんの「良い子」がいると思える、ということです。
それくらいで自分というイメージが決して壊れないと思えるということでしょう。
そして、それくらいで大好きな母のイメージが壊れないと思えるということでもあるでしょう。
これらのことから、子どもが母に対して「クソババア」と言う時、
子どもの心の中に、母と子どもの良いイメージが培われている(内在化)と考えます。
以上の観点から、
子育て教室では、次のように語っています。
≪子どもから「クソババア」と言われたら、母として一人前です≫と。
(決して、子どもに「クソババア」ということを推奨しているわけではないことはご理解いただけると思います。)

このように、子どもが成長してゆく過程で、
必ず「母を踏み台」にして飛び立つ時期が来るのです。
そのためにも、決して壊れない踏み応えられる土台が必要とされます。
その意味で、母は踏まれても踏まれても決して沈み込まない基盤でありたいものです。
そのような母を、「賢明な母」と呼びたいと思います。
≪賢明な母であるとはどういうことか≫
≪何を知っていなければならないのか≫
これらを知ってこそ、子育てに活用し、即実践できます。

子どもの成長は待ったなしです。
今気付いて始めなければ、それだけ遅れてしまいます。
気付いた時がスタートの時です。
大きくなっていても大丈夫です。
気付いたその時から「育て直し」をすればよいのです。
間に合います。

興味を持たれた方はシニフィアン研究所のHPをどうぞhttp://signifiant-lab.com/
勉強会、養成講座もあります。http://signifiant-lab.com/#10 http://signifiant-lab.com/#11

2013年1月4日金曜日

318)一月度関西出張のお知らせ

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、不安を安心に書き換えて(言語化)います。
           
今日は、「一月度関西出張のお知らせ」について書きたいと思います
新年明けましておめでとうございます。
2013年も、より一層素晴らしい一年にしたいですね。
シニフィアン研究所では、
精神分析という対話療法を通して、まずは≪心の居場所つくり≫をしています。
そして、自己を知ることにより「不安を安心に書き換えられた」時、きっと世界が変わって見えることでしょう。

最近は遠方の方からの相談(宮崎県⇔北海道)が増えております。
スカイプ・電話・メールでも対応可能ですので、お気軽にご連絡ください。
もちろん、出張もしておりますので、ご相談ください。

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さて、2013年最初の月、1月の関西出張スケジュールのお知らせです。

日時:1月8日(火)~10日(木)
場所:和歌山出張所&大阪市難波周辺
*8日(火) 和歌山出張所
 ・面談 9:30~19:00
 ・インテグレーター養成講座 20:00~22:00
  テーマ「精神発達論<肛門期>」
*9日(水) 和歌山出張所
 ・面談 8:45~21:00
 ・インテグレーター養成講座 10:00~12:00
  テーマ「精神発達論<肛門期>」
 ・インテグレーター養成講座 13:00~15:00
  テーマ「自己防衛<防衛機制>」
 
*10日(木) 和歌山出張所&大阪市難波周辺
  ・フリートーク 10:00~12:00
 テーマ『アレルギー』
  参加費:1人1.000円(小学生以下無料)
お茶菓子を囲みながら、楽しく語り合いましょう。飛び入り参加歓迎です。
テーマ以外のことでもOKですので、お気軽にご参加ください。

 ・大阪市難波周辺での面談 17:00~22:00

*11日(金) 新宿周辺
 ・面談 8時~12時
 まだ、時間に空きがありますので、ご用の方は携帯へご連絡ください。

なお、≪インテグレーター養成講座≫参加、興味を持たれた方はご連絡ください。
途中の単元からの参加or見学もOKです。
詳細はお問い合わせください。
連絡先:http://signifiant-lab.com/#8
(7日以降は携帯へお願いいたします。)
インテグレーター養成講座の詳細はこちらです。http://signifiant-lab.com/#13