2012年8月12日日曜日

258)オールOK子育て法ー嬉しい報告

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。

           
今日は、「オールOK子育て法ー嬉しい報告」 について書きたいと思います。
あるクライアントからの嬉しい報告と、実践する事の大切さを紹介します。
詳細は、守秘義務と個人情報保護の観点から省きます。

子育ては「心育て」だと考えています。
子育てというと、赤ちゃんから思春期までの時期のような印象が強いかもいしれません。
働き始めたり、成人すると
「もう子育ての時期は終わった」
との言葉を耳にすることがあります。
しかし、
人は成長し続けるとの観点から「心育て」は永遠に続くと考えられます。
逆に言うと、
心を育てることは、人が成長することではないでしょうか。
生きている限り、人は成長し続ける存在であると思います。
前振りが長くなりましたが、ここで
「オールOK子育て法」を実践してきた
あるクライアント(Mさんと呼ぶ)からの、嬉しい報告を紹介したいと思います。
Mさんは息子さんの生活態度の乱れに悩んで来談されました。
思春期の息子さんは、
まさしくアイデンティティーの獲得という課題の前で、立ち止まっていました。
Mさんには、「オールOK」の対応をするように努力してもらいました。
それから4年
この度、やっと自分の生きる道を決め、巣立ったそうです。

Mさんの言葉です。
≪「オールOK」の話を聞いたときは、正直半信半疑でした。こんなことで本当に大丈夫なのか?
 逆に、よけいに我がまま気まま放題になって、益々怠けてしまうのではないか?と心配でした。
 何よりも、両親や家族からの理解が得られないと思いました。
 でも今、信じて実践して本当に良かったと思っています。
 何よりも、息子の明るい楽しそうな顔をみられて、「オールOK」の対応が間違ってなかったと実感しました。
 あのまま、息子を責め続けていたなら、息子も私も家族も崩壊していたと思います。
 
多くの方が、子どもさんや自分自身や家族の問題で、心を痛め、悩み苦しんでいます。
いじめはもちろんのこと、進学、就職、引きこもり、職場や社会へ出てからの対人関係につまずき、
誰もが心の癒しを求めています。
癒されるとは、どういうことでしょうか。「あるがままの自分」が裁かれることもなく、批判されることなく、指導されることなく、他者に受け入れられること、これが癒しなのです。
これが「オールOK子育て法」の基本であり、
シニフィアン研究所では、これ
をモットーに「オールOK」の態度で来談される方の語らいを聴いています。

シニフィアン研究所のHPはこちらです。http://signifiant-lab.com/
オールOK子育て法http://signifiant-lab.com/raise/
思春期の悩みhttp://signifiant-lab.com/eatingdisorder/も参照ください。

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