2012年9月24日月曜日

281)女性はどうして強くなるのか

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
           
今日は、「女性はどうして強くなるのか」 について書きたいと思います。

「女性は年齢と共に強くなる」
「結婚して母になると一段と強くなる」と言われたり、
時には
「おばちゃんは凄い」
「おばちゃんは怖い」
「もう女捨ててる」
などと揶揄されたりもします。

確かに、そのように思われるものを秘めているのかもしれません。
土壇場になると、開き直って、肝が据り、
時には男性顔負けの度胸があったりもします。
どうしてなのでしょう。
どこからそのような強さが出てくるのでしょう。


それは≪ペニスが付いて(持って)ないから≫との観点から考えてみたいと思います。特に幼少期には、視覚的に一番解りやすい性差(肉体的特徴)でしょう。
このことが女性を強くするのではないかと考えたいのです。

「ペニスが付いている、付いていない」
という事実が性差に大きく関わっていると言われています。
(このことの説明は別の機会にしましょう)
男性には付いて(持って)いる=切り取られるかもしれない不安(去勢不安)
女性には付いて(持って)いない=切り取られる不安はなく、逆に欲しいと思う(ペニス羨望)
つまり、
男性は常にこの「去勢不安」が付きまとうので、
それに対する怯えや恐れを抱いていると考えられます。

ところが、女性はどうでしょう。
最初から無いので、切り取られる心配はありません。
これが開き直りや度胸や強さの根源となっているのではないでしょうか。

これは「最後の切り札」とでも言えるかもしれません。
ですから、めったに使いません。
(余談ですが、花嫁の角隠しも関係あるかも?)
追い詰められて、どうにもならないと思った時だけに使うのです。
ちょっと乱暴な言い方ですが、、、
『取れるもんならとってみな』
と開き直れるのです。


このように書くと、女性からは顰蹙を買うでしょうか。
男性はいかがでしょう。

すべての女性とはいいませんが、
女性は元々付いて(持って)いないがゆえに、切り取られる不安は一切なく、
それゆえに、時として強くなれるのではないでしょうか。


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