2014年9月9日火曜日

394)オールOKは母も子も活かす

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の真道満喜(しんどうまき)です。
精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、必要に応じて書き換えませんか。
そうすれば、不安は安心に変わり、生きる希望が湧き、しあわせ入れ放題・つかみ放題だと実感することでしょう。
今日は、「オールOKは母も子も活かす」について書きます。
あるクライアント(以下Tさんと称す)から是非伝えて欲しいと依頼がありましたので、紹介します。
それはタイトルにも書いたように、≪オールOK子育て法は育てる母も育てられる子どもも共に活かす方法である≫ということです。
Tさんが語った娘さんとの保育所入所をめぐるエピソードを紹介します。
娘さん(当時5歳)を保育所に入所させようとしたとき、普段無口な娘さんが大粒の涙を流したそうです。
それを見たTさんは「そんなに保育所に行くの嫌か?」と聞くと娘さんは小さな頭を下げてコクンとうなずいたとのこと。
それでTさんは保育所に入所させるのを断念し、家で娘さんと一緒に過ごすことにしたのです。
当時を振り返ってTさんは次のようなことを語りました。
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・内職をしていたので娘が保育所に行ってくれると助かると考えた
・娘の涙を見て、それほど嫌なら無理強いはやめようと決めた
・小学校へは行くだろうかとずいぶん心配した
・小学校入学すると、一転して毎日喜んで登校した
・それまでに心配は一気に吹き飛んだ
Tさんはこれらの体験から、
・幼稚園や保育所を嫌がっても無理に行かせようとしなくても大丈夫。
・毎日子どもの言う通りに過ごしていたら、必ず自分から積極的に行動するようになる。
・学校へも行かないのではないかなどの心配も一切無用。
・共に日々を楽しく過ごす方が、イライラすることも少なく 逆にどんどん成長していく姿を間近に見られて嬉しいと感じる。
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以上からTさんは、もし自分と同じように子育てで迷っていたり、心配している人がいたら、心配は無用。子どもの心に、言うことに寄り添っていけば必ず親も子も共に活き活き生きられる。 オールOK子育ては母も子も共に活かす方法だ。このことを是非伝えて欲しいと依頼しました。

ちなみに、そのTさんの娘さんは高校卒業後、専門学校を経て競争率の高いと言われていた大手企業に就職し、現在も勤務しています。 専門学校も自らの意志で親に行かせてほしいと頭を下げたとのことです。あの無口で病弱で意志が弱かった娘が 、今のようになるとは当時は想像できなかったそうです。
これはほんの一例ですが、Tさんの強い意志のもと、≪オールOK子育て法は母も子も活かす≫ということを紹介しました。
少しでも共感できることがありましたら、今から実践してみませんか。
行動すれば何らかの結果がでます。それを基に次の行動がきっと見えてくることでしょう。
シニフィアン研究所のHP http://signifiant-lab.com/
サブサイト「精神分析的子育て法オールOK」http://signifiant-lab.com/raise/
Twitter https://twitter.com/sindoumaki も参照ください。
 

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